生活習慣病の代表的なものといえば糖尿病ですが、糖尿病の人口は年々増加しています。その数は、40歳以上の成人の10人に1人の割合ですから、どれほど多いかがお分かりいただけるでしょう。
糖尿病の原因
糖尿病になる原因は、食べ過ぎや運動不足が多く、生活習慣に起因するといわれています。しかし、生活習慣の乱れが糖尿病を引き起こすのかといわれると、糖尿病になる人もいればならない人もいます。
生活習慣病、とりわけ糖尿病は遺伝的な体質が関係しているといわれています。
糖尿病は血糖値が高くなる病気です。血液中のブドウ糖が高くなり、血糖を抑える働きのあるホルモン、インスリンの働きが不十分な場合、糖尿病が起こります。そのため、糖尿病にはインスリンというホルモンが重要となりますが、生まれつきインスリンの働きが充分でない体質の場合、糖尿病になりやすいといえるでしょう。
糖尿病の欧米型・アジア型
糖尿病の原因として、ライフスタイルの欧米化が挙げられます。理由は、アジアの人々のなかには体質的にインスリンの分泌が不充分な人が多く、そこへ欧米のライフスタイルが習慣化することで過食、運動不足になるというケースが多いようです。
糖尿病は昔と比べ、若干異なってきているようです。最近では、若い人の糖尿病では、過剰なインスリン分泌を示す欧米型の糖尿病が増えているようです。これは食生活の欧米化により、インスリンが過剰に分泌されているにもかかわらず、肥満などのためにインスリンの働きが充分でないということです。